好きを表現するのがむずかしい
松本真実
Matsumoto Mami
ちょっと手間のかかる仕事は
数日休憩すると、
再び取り掛かるのが
億劫になりがちです。
前に一度
手をつけているから、
「乗り越えるのが地味に大変な
小さい壁が
またいくつもあるんだろうな」と
頭が勝手に想像する。
そして現実逃避する。
最近もいくつか
時間をあけてしまった
作業があって、
なかなか進められずに
過ごしていたのですが、
ふと
お姑さんが以前
言っていたことを
思い出しました。
わが家の雑草だらけの
庭を見て
「1日1本だけ
抜けばいいね」
草むしりの
ハードルを下げる
アドバイスをくれたのです。
これはきっと仕事でも
同じこと。
そう思って昨日は、
仕事に役立つ
情報が載っている本を
”1章だけ”読むことに。
するとその本が
とてもおもしろくて
ページをめくる手が
止まらなくなり、
半日で1冊読み終えることが
できました。
そして今日は、
途中まで編集していた動画の
”BGMだけ”
設定しようと思って
作業開始。
すると今度は
「ここにテロップが入ると
どうなるだろう」と
気になってワクワクしてきて、
テロップ入れまで
終わりました。
1つだけ作業をすることで
気持ちを乗せて
仕事を進めていく流れは
とても自然。
草むしりも仕事も
無理なく1つずつ。